人的資本経営の実現において鍵となる要因は何か:
人事部および現場管理職の役割
講師
森谷 周一関西学院大学 商学部 准教授時間
13:00~14:00
近年の日本企業のあり方として注目されているのが、従業員を企業の成否を左右する重要な資源、すなわち人的資本として捉えたうえで、その価値を最大化する人的資本経営です。人的資本経営をめぐるトピックは人事部の戦略性向上、社内のダイバーシティ推進、豊富な成長機会の提供など多岐にわたりますが、その新規性や複雑性から、意図する成果を得ることは容易ではなく、多くの日本企業で試行錯誤の段階にあるというのが現状です。本講義では、過去数十年にわたって蓄積されてきた人材マネジメントに関する学術的な知見を活かして、人的資本経営を実現するために鍵となる要因を解説します。
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1889年に宣教師W.R.ランバスが創立。6つのキャンパスが兵庫県西宮市、三田市を中心に所在。2021年4月神戸三田キャンパス(KSC)に理系4学部(理・工・生命環境・建築)を新設、総合政策学部とあわせた5学部体制に改組。14学部14研究科を擁する総合大学として、「Mastery for Service」をスクールモットーに「世界市民」の育成を掲げている。