東京サピアアカデミー|TOKYO SAPIA ACADEMY

講義詳細

歴史からたどる日本の大学~これまでとこれから~

日本における大学の創設は明治期の近代化とともに始まりました。当初は国家の発展に必要なエリート養成を主目的としていましたが、大正・昭和期に入ると私立大学の台頭により高等教育の裾野が広がっていくことになります。第二次世界大戦後、高度経済成長期には大学進学率が急上昇し大衆化の時代を迎え、近年ではグローバル化や情報化の波を受け、国際卓越研究大学制度など、大学の国際競争力強化などの動きも進んでいます。本講義では、主として国立大学を中心に、日本の大学制度の歴史を辿りながら、現代に至る日本の大学の変遷と課題を概観します。過去の変革から学びつつ、これからの時代における大学のあり方を展望したいと思います。

東北大学

東北大学は、建学以来の伝統である「研究第一」と「門戸開放」「実学尊重」の理念を掲げ、世界最高水準の研究・教育を創造し、研究の成果を社会が直面する諸問題の解決に役立て、指導的人材を育成することによって、平和で公正な人類社会の実現に貢献します。昨年12月に「国際卓越研究大学」第1号に認定・認可されました。

PAGE TOP